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2003年2月から1年にわたり放送された東映アニメーション制作のオリジナル女児向け作品「明日のナージャ
20世紀初頭のヨーロッパ周辺を舞台とした歴史大河アニメです


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主人公ナージャ
長髪のプラチナブロンドと青い瞳が特徴の12歳の少女
天真爛漫かつ行動的な性格で、人を疑うことを知らない純粋な心の持ち主

子供ゆえの思慮の浅さや超が付くほどのお人好しな性格がもとで騙されたり失敗したりすることもあるがそんな人柄が様々な人を惹きつけ困った際に助けてもらえる

またこの作中の時代背景では異端とも言える身分に囚われない考え方であり、また自分の力で生きていこうとする自立した女性というところも多くの人を惹きつける魅力になっている

特技の歌と天性のダンスの才能で、ダンデライオン一座の踊り子になる

ちなみに主人公の名前であるナージャはフランスのシュルレアリスム作家アンドレ・ブルトンの小説『ナジャ』に登場するヒロインの名前からとったのだそうです


物語はイギリスのアップルフィールド孤児院で13歳の誕生日をもうすぐに控えた主人公ナージャがある日、亡くなったと思っていた母親が生きているということを知るところから始まります
誕生日を祝うメッセージとともに送られてきたものは母が舞踏会で着たドレスと舞踏会の相手のことが書き綴られた日記帳

母親が生きているかもしれない、その事実を知ったナージャはなかなか寝付けずにいます。そこに忍び寄る怪しい人影
ナージャが母親と会う事を快く思わない人物から依頼されナージャと母親を繋ぐ大切なブローチを奪うように依頼された男二人組の探偵、ロッソ&ビアンコ

孤児院の火事が自分が狙われたことが原因であることを知ったナージャは孤児院のみんなにこれ以上迷惑はかけられないと考え丁度立ち寄っていた旅芸人の一座、ダンデライオン一座に入れてもらい旅をしながら母親を探す旅に出ます


主人公ナージャの旅を通じ、当時の親子や恋愛観をドラマチックに描いた世界名作劇場に似た作風の作品
20世紀初頭のヨーロッパが舞台になっていて細かな時代背景等々リアリティのある設定はこの作品の一つの魅力。
またそれにこだわり過ぎるのではなくアニメ的に崩す部分はうまく崩して生かしているのも好印象

放送当時は私も子供で時代背景的な部分などなかなか理解するには難しい部分も少なくありませんでしたが親と一緒に毎週楽しく観ていた記憶があります

東映のアニメ60周年だったかな?昔の作品などもこれを機会にと言う事でYou tubeで配信したりしているものもあり
それの一環で明日のナージャもDVDのBOX発売となったのでしょうか
気になった方はそちらで一話を試しに観てみると良いかもしれませんね


【You tube】 明日のナージャ 第一話
                    

※どうやら他のサイトでの動画の再生は無効にされているようなので再生をクリックした後に画面中央に出るこの動画はYou Tubeでご覧ください。をクリックすればYou tubeの方へ移動して動画が再生されるようです


今回のDVD-BOXの発売を知ったのは本当に偶然で佐藤雅将さんの画集が発売されたことでamazonで見てみたら明日のナージャの総作画監督も担当されていてそこで久しぶりに明日のナージャの事を思い出したと言う感じです


この明日のナージャと言う作品、商業面では大失敗で日曜8時30分枠のアニメ視聴率の過去最低記録を更新したりと終始低視聴率に苦しんだようです

しかし商業面の成功と内容の良しあしが必ずしも一致しないのはよくある話でこの明日のナージャも後世に伝えていくべき素晴らしい作品と私は思います
世界名作劇場の一作品に加えられても良いくらいの素晴らしい内容の作品と思います

放送当時に楽しんだ思い出を思い出して買い逃すと後悔することになりそうだし買っておこうってすぐに思えるくらいには大好きな作品です


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ダンデライオン一座の面々
皆個性的でそれぞれの事情を抱えながらダンデライオン一座に加わって旅をしています

画像では見切れていて乗っていないキャラもいますが
団長のゲオルグ、歌姫のシルヴィー、ピエロのアーベル、バイオリニストのトーマス、幼いライオン使いのリタ、双子のライオンクリーム&ショコラ、通称おばばことアンナ、ナージャの後に一座に加わるケンノスケの計7人+二匹

優しく時に厳しく主人公ナージャを見守り困ったときには手を差し伸べてくれるそんな家族のような存在です


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またこの放送当時には珍しく舞踏会でのダンスのシーンだったりダンデライオン一座での公演の際のからくり自動車の舞台変形のシーンだったりと要所要所にCGを取り入れた演出があったことも特徴的でした


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また主人公ナージャは一座の踊り子と言う事で毎回ダンスシーンが入ることもこの当時は新しかったです
ちょっと違うかもしれませんが最近流行のアイドルアニメの先駆けと言っても良いような演出で当時の私にはすごく印象に残りました

色々な部分で革新的で最先端を行っていたとも言えますが放送のタイミングが悪かったと言うのもある気がします
これの前はおジャ魔女どれみでその後はシリーズ化して今なお人気のプリキュア。両作品に挟まれた格好で埋もれてしまった感があります

子供にも見せたいような素晴らしい内容であると同時に商業面で考えるともう少し対象年齢を上げた前提での放送時間帯などもう少し別の売り出し方があったのではないかとも思います

もっとも玩具での販売を見越してる子供の視聴者あっての販売展開のことも考えると放送時間帯は変えるのは難しいでしょうしどうしようもない部分はあったのでしょう

それでも私にとっては一生心に残る名作の中の名作
この作品に巡り合えたことに感謝を。




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2017/04/25 01:04 [edit]

category: アニメ・漫画

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